沿革

主なできごと

前身校の歴史

年代 事項
1943(昭和18)年4月 福井県福井師範学校・福井県鯖江女子師範学校が専門学校に昇格して、福井師範学校男子部・女子部となる
1944(昭和19)年4月 福井県立青年学校教員養成所が官立化し、福井青年師範学校となる。
福井高等工業学校は専門学校令の改正により、福井工業専門学校に改称
1945(昭和20)7.19 福井空襲により福井工業専門学校の建物は焼失したが、図書館と講堂は難を逃れた。
福井師範学校男子部は倉庫1棟を除くすべての建物を焼失
1947(昭和22)1.31 福井師範学校男子部は鯖江市神明町の旧鯖江連隊兵舎に移転
1947(昭和22)6.2 福井師範学校男子部図書館が旧将校集会所を使用して開館
1948(昭和23)6.28 福井大地震により福井工業専門学校の建物は、全半壊し被害甚大であったが、図書館の建物はからくも被害を免れ、書架倒壊等の被害を受けた
1948(昭和23)7.23 福井工業専門学校の図書館は、豪雨により浸水(地上1.8m)

旧福井大学時代(~2003)

年代 事項
1949(昭和24)5.31 国立学校設置法(法律第150号)が公布され、福井大学は学芸学部、工学部の2学部からなる新制大学として発足
1949(昭和24)7.1 附属図書館は、学芸学部分館(旧福井師範学校男子部図書館)、工学部分館(旧福井工業専門学校図書館)、学芸学部分教場分館(旧福井師範学校女子部図書館及び旧福井青年師範学校図書館の3分館の形で発足
1951(昭和26)4.1 工学部分館を本館、学芸学部の2分館を1分館に統合
1952(昭和27)7 事務室、閲覧室及び書庫とするため、工学部から書庫と講堂を借受
1952(昭和27)10.16 学芸学部が工学部所在の福井市へ統合移転するに伴い、学芸学部分館を廃止
1953(昭和28)3.25 附属図書館閲覧室(木造2階建 延470㎡)(座席定員108名)、渡り廊下が竣工。
旧講堂を書庫および出納台に改装
1953(昭和28)9.26 台風13号により日野川と九頭竜川の合流点付近の堤防決壊。
26日朝より27日にかけ本学施設浸水(床上60~90cm、構内最深部180cm以上の水位) 図書約5,000冊が水浸しとなる
1966(昭和41)3.18 附属図書館(鉄筋コンクリート造3階建 延2,098㎡)竣工
1971(昭和46)3.25 附属図書館第Ⅰ期増築(鉄筋コンクリート造3階建 延1,010㎡)竣工
1982(昭和57)3.16 附属図書館第Ⅱ期増築(鉄筋コンクリート造3階建 延1,142㎡)竣工

旧福井医科大学時代(~2003)

年代 事項
1978(昭和53)年10月 福井医科大学設置、附属図書館設置
1980(昭和55)年4月 福井医科大学開学、事務局に図書課設置、図書課に図書係設置、講義実習棟の組織病理実習室にて開館
1982(昭和57)年3月 附属図書館竣工
1982(昭和57)年4月 図書課に管理係設置、管理係・図書係の 2係となる。福沢一郎画伯を招待し「附属図書館開館式及び感謝状贈呈式」を挙行
1982(昭和57)年6月 時間外開館開始
1983(昭和58)年4月 事務局が3部6課に改組され教務部図書課となる。オンライン情報検索サービス(DIALOG、JOIS)開始
1984(昭和59)年4月 時間外開館を完全実施
1985(昭和60)年4月 教務部図書課拡充・改組、管理係、収書整理係、学術情報係の 3係となる
1989(平成元)年4月 図書館業務専用電子計算機(NEC3100/50=オフコン)稼動
1989(平成元)年7月 オンライン所蔵目録検索サービス開始
1990(平成2)年1月 CCOD(Current Contents on Diskette)、MEDLINE on CD-ROM。、高速ファクシミリ(G3)を導入
1992(平成4)年1月 医中誌CD-ROM導入
1992(平成4)年4月 自動入退館装置及び監視システムの導入、教職員及び大学院生を対象に特別利用(無人開館)開始。学術情報センターのILLシステムに参加
1983(平成5)年4月 特別利用(無人開館)を医学部5・6年次生までに拡大
1994(平成6)年6月 学内LANによるMEDLINE-CDの運用開始
1995(平成7)年2月 図書館ホームページを開設
1996(平成8)年4月 1年を通して24時間開館開始
1996(平成8)年11月 図書館業務専用電子計算機更新(NEC Express5800/160Pro国内初のWindowsNT版)
1997(平成9)年4月 学内LANによるCCODの運用開始。CD-ROM サーバー・システムにより学術文献データベースの提供開始(MEDLINE、Current Contents、ADONIS)。全学構成員を対象とした特別利用(自動入退館装置による無人開館)を開始
1998(平成10)年12月 電動式集密書架(1期分)設置
1999(平成11)年1月 学内LANによる医中誌及びCINAHLネットワーク版の運用開始。MEDLINE-CDからPubMedに切り替え
1999(平成11)年3月 電動式集密書架(2期分)設置。自動貸出返却装置導入
2000(平成12)年11月 図書館業務専用電子計算機更新(NEC Express5800/120Mc)。カラー複写機導入
2001(平成13)年4月 学術文献複写に画像伝送システム導入
2002(平成14)年1月 医中誌をCD-ROMからWeb版に変更。無線LAN基地局設置(学内情報基盤整備)
2002(平成14)年4月 電子ジャーナルを導入(Elsevier, Springer, ProQuest HMC, Wiley)
2003(平成15)年4月 CINAHLとJCRをCD-ROMからWeb版に変更。時間外開館業務の外部委託を開始

福井大学(2003~)

2003(平成15)10.1 旧・福井大学と旧・福井医科大学が統合し,福井大学を開学。附属図書館は、文京キャンパスの附属図書館を総合図書館、松岡キャンパスの附属図書館を医学図書館とした。学務部学術情報課設置、総合図書館の事務組織は学術情報課長、総務係、図書情報係、雑誌情報係、電子情報係、情報サービス係、医学図書館の事務組織は専門員・管理係・整理係・サービス係となる
2004(平成16)年3月 参考図書室に単独空調システムを設置
2004(平成16)4.1 国立大学法人福井大学が発足。医学・総合両図書館がそれぞれ提供していた電子ジャーナルを整理し、図書館共通予算にて松岡・文京両地区に対し同一サービスを開始(Elsevier, ACS, Springer, ProQuest HMC, ProQuest ARL,ACM、IEEE Computer)
2005(平成17)年4月 医学図書館の事務組織を課長補佐、医学情報係、医学情報サービス係に再編。Nature Group電子ジャーナルを松岡地区に新規導入、診療用データベースEBMRの同時アクセスユーザー数の追加、診療支援ツールUpToDateをCD-ROMからWeb版に変更
2005(平成17)年7月 患者さん向けに病気や体についてやさしく解説してある図書を集めた「心とからだの本」コーナーを開設
2005(平成17)年10月 医学部教員と大学院生を対象に「電子ジャーナルと学術文献データベースについてのアンケート」を実施
2005(平成17)年12月 図書館業務専用電子計算機(NEC=WindowsNT版)のクライアントを更新
2006(平成18)年3月 閲覧室の混雑緩和のため1人用閲覧机11台を増設、グループ学習室の椅子20席を更新
2006(平成18)年4月 Nature Group電子ジャーナルを図書館共予算購読に変更、新たに医学図書館予算にて電子ジャーナルCell PressとScience Onlineを導入、更に看護学分野データベースCINAHLに電子ジャーナルへのアクセス機能を追加。また、電子ブック「今日の診療Web 版」を新規導入。医学・総合両図書館で導入している全データベースを図書館共通予算にて購読するシステムに変更。
2007(平成19)年3月 医学・総合両図書館で別々に運用していた2つの図書館業務専用電子計算機を統一・更新(NTT Data「NALIS」)
2007(平成19)10.4 福井県立図書館との相互協力協定締結
2008(平成20)年1月 Web of Sciecneの導入。
2008(平成20)6-7 総図書館改修に伴い、書庫の図書・雑誌、郷土資料、特殊資料、貴重書を福井県立図書館に移転
2008(平成20)7-8 総図書館改修に伴い、事務室、開架図書、大型本を仮図書館(応用物理工学科棟)に移転
2008(平成20)9.1 応用物理工学科棟において仮図書館を開館
2009(平成21)3.16 総合図書館耐震改修(第Ⅲ期増築)(鉄筋コンクリート造3階建 延1,348㎡)竣工 総面積4,999㎡
2009(平成21)3-5 仮移転していた福井県立図書館、仮図書館の資料及び事務室を総合図書館に移転
2009(平成21)3.27 福井県地域共同リポジトリ協定締結
2009(平成21)6.1 総合図書館がリニューアル開館
2010(平成 22年)3月 医学図書館増改修によるリニューアル開館。閲覧座席82席増。メディアルーム・福井県医学資料室開設
2011(平成 23)年11月 情報工房グループラボ(14室)、ピロティを増築
2012(平成24)年 医学部後援会長から学生用図書を目的とした寄附金の贈呈、伊崎公徳名誉教授から「名著復刻全集」の寄贈
2013(平成25)年 学術認証フェデレーションに参加。最新看護索引Webを導入。
2014(平成26)年 2階を専門図書専用の図書閲覧室1と一般図書用の図書閲覧室2に大幅改装。解剖学3DツールVisible Body on Ovidを導入。
2015(平成27)年 電子ジャーナル高騰化によりScience Directをフリーダムコレクションからトランザクション契約に移行
  医学図書館Twitterを公式に開始。
2016(平成28)年 医学資料室内に英語論文作成支援コーナーを開設。福井藩の蘭方医笠原白翁コーナーを開設。
2017(平成29)年 入館ゲートをIC化。一般財団法人福和会から心とからだの本コーナーへ図書の寄贈。
2019(平成31・令和元)年 県内医療関係従事者対象の学外文献複写依頼サービスの試行を開始。初めて県内医療系図書館が合同で医中誌Web講習会を開催。入院患者対象に出前貸出サービスを開始。
2020(令和2)年 新型コロナウイルス感染症蔓延による利用制限
2021(令和3)年3.24 福井大学オープンアクセス方針制定
2021(令和3)年4月 Wiley Online Journal 導入。New England Journal of Medicine導入。医中誌Web学外利用開始。
2021(令和3)年10月 附属図書館新ホームページ公開
2021(令和3)年10.8 教育掛図62点を福井県教育博物館へ寄贈
2023(令和5)年1月 電子ジャーナルの転換契約締結(Wiley、Springer Nature、Royal Society of Chemistry、Rockefeller University Press)