学術雑誌投稿オープンアクセス化に関する説明資料はこちら
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学術雑誌投稿オープンアクセス化支援
2023年1月から、Wiley、SpringerNature、The Royal Society of Chemistry(RSC)及びRockefeller University Pressが出版する学術雑誌に受理された論文のうち、本学教職員等が責任著者である場合のオープンアクセス化支援を行います。
対象となる出版社 (出版社名をクリックして詳細をご覧ください。)<学内専用>
出版社 | 対象ジャーナル |
Wiley | ハイブリッドOAジャーナル及びフルゴールドOAジャーナル |
SpringerNature | ハイブリッドOAジャーナル |
Elsevier | ハイブリッドOAジャーナル(一部除外あり) |
Royal Society of Chemistry(RSC) | RSCが刊行するジャーナル (37タイトル) |
Rockefeller University Press |
1. Journal of Cell Biology (JCB) 細胞生物学 |
投稿先ジャーナル選択支援サイト
投稿先ジャーナルの選択の参考になるサイトを紹介しています。
福井大学リポジトリへの登録・公開
査読済み学術論文を無料でオープンアクセスにできます。
登録の手順
1.論文がアクセプトされる
2.責任著者にリポジトリ公開の許諾を得て、著者最終稿を用意する。(登録者が責任著者ですと最も簡便です。)
3.こちらのGoogleFormから論文をお送りください。
4.附属図書館(情報企画課)にて公開条件等を調査の上、福井大学リポジトリに登録・公開します。
※「福井大学総合データベース」に論文等を登録時、「リポジトリへの提供」のチェック欄にも同様のフォームがあり、そこからも登録依頼ができます。
執筆者のご都合に合わせて登録をご依頼ください。
査読済み学術論文をはじめ、学位論文、紀要掲載論文、研究報告書、図書あるいは図書の一部、プレプリント、会議録、科学研究費研究成果報告書、テクニカルペーパー、学会発表で用いられたスライドや配布資料、各種研修会などにおける講演資料、授業用の教材(スライド、配布資料、プログラムなど)も登録・公開の対象です。ぜひ、学術成果をご提供ください。
オープンアクセス化の意義と方法
誰でもWebを通じて無料で自由に論文へアクセスできるようにすることです。(以下「OA」という。)
オープンアクセス化のメリット
(1)学術研究の発展
論文のオープンアクセス化が拡大すれば、学術情報が様々な制約なく流通・入手することが可能となり、学術研究の発展に寄与します。また、異なる分野の研究成果に触れることも容易になるため、研究の幅が広がり、さらには、世界の国々の情報格差の解消にも役立ちます。
(2)研究者の情報発信力の強化
論文を発表した研究者自身にとっても、自らの研究成果に関する情報発信力が高まり、様々な利点が期待されます。例えば、少し古いデータになりますが、物理学の分野で、同じ学術誌に掲載された論文の被引用数についてOA論文とそれ以外を比較すると、約2.5~5.8倍の差があったとする報告があります。(日本学術振興会HP)
オープンアクセス化の方法
1.オープンアクセス雑誌への投稿
ゴールドOA | 投稿者がAPCを支払う。論文の全てが出版社サイトから無料で閲覧可能 |
ハイブリッドOA |
投稿者がOAについて選択が可能で、OAとする場合は投稿者がAPC¹を支払う。 |
グリーンOA |
雑誌購読者のみが出版社サイトから参照可能 |
※¹ APC(Article Processing Charges:論文掲載料、論文処理費用)論文をオープンアクセスにするための出版費用として、著者が負担する費用 |
2.セルフアーカイブ
機関リポジトリ |
雑誌掲載にかかる査読が終了した論文(著者最終稿が多い)を掲載し、OAとする。「福井大学リポジトリ」を活用 ※令和3年3月24日に福井大学オープンアクセス方針を制定し、「本学に在籍する教員(以下「教員」という。)が、出版社・学協会・学内部局等(以下「出版者」という。)が発行する学術雑誌等に掲載した研究成果を、福井大学リポジトリ(以下「リポジトリ」という。)によって公開する。」と定めています。 |
プレプリントサーバー | 正式な論文として発表される前段階の原稿を掲載 bioRxiv(生物化学、医学、生物学分野)、arXiv(物理学、数学、コンピュータサイエンス、定量生物学、統計学、電子工学、システムサイエンス分野)等 |