越道しるべ

小泉其明
こいずみ-きめい
1761−1836
江戸時代中期-後期の測量家。
宝暦11年生まれ。越後(えちご)(新潟県)の人。各地を遊歴し,長崎でオランダ人に測量術をまなぶ。のち越後蒲原(かんばら)郡で里正などをつとめる。新発田(しばた)藩主の命で越後と佐渡を実測し,文化14年(1817)「越後全図」などをあらわした。天保(てんぽう)7年5月11日死去。76歳。名は文恕。通称は八郎治。別号に白水。
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