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開催日時：９月２４日（火）～１０月１５日（火）総合図書館開館時間中
場所：総合図書館 1階コモンズ展示ブース
※学外の方もご覧いただけます。
フクイが創るフクのミライ
服に関わる産業が、実は世界で２番目の「環境破壊型産業」と言われているのをご存じですか？
(一番目は石油産業だそうです)
布を織って綺麗に洗い漂白、大量の水を使って染め、それをまた大量の水で洗い流す。
流行やトレンドに乗った服を大量に作り、ワンシーズンで廃棄する。
作って、捨てる、を繰り返す、それが現在の繊維産業です。
脱・環境破壊を実現するためには、水の消費量を減らし、廃棄される製品を再生していく必要があります。
最新研究と技術で、新たな繊維産業のあり方を創り世界の未来を変えていく。
産業を、社会を、暮らしをデザインするプロジェクトを、福井の大学と民間企業が連携して発足させました。
それが、フクミラプロジェクトです。
総合図書館では、。これまでの繊維産業、染色の歴史に関わる本と、水を使わずに染め上げる新たな技術『超臨界流体染色』に関する情報、そして、その技術を使って染め上げた実際の布や、銅を繊維にメッキした糸などを展示しています。
また、福井県の学生が提案する、繊維の端材を使ったリサイクルプランも紹介しています。
展示初日の９月２４日には、上田孝典福井大学学長と、フクミラ・プロジェクトリーダーであり福井大学 産学官連携本部長の米沢晋教授、そして、『超臨界流体染色』の研究者である福井大学工学部 繊維先端工学講座 廣垣和正教授とが来館。フクミラプロジェクトについて語りあいました。
皆様もどうぞ一度足を運んで、世界に冠たる技術をご覧ください。