【報告】公開講座:絵はがきを愉しむ~昭和の福井へタイムスリップ

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令和7年7月5日(土) 総合図書館にて『公開講座:絵本を愉しむ~昭和の福井へタイムスリップ』を開催しました。

当館所蔵の「高島文庫」から「福井の絵はがき」について、書誌学の見地から平易に解説する講座です。

書誌学を専門とする膽吹覚(いぶきさとる) 准教授(教育学部国文学)より、「高島文庫」および「絵はがき」について〈書物〉の観点から説明があり、昭和8年製の絵はがきを題材に当時を推理する謎解きもあり、受講生の皆さんは熱心に聴きいっていました。

講義に続き、福井の絵はがきパネル展へ移動し、絵はがき、現在の画像、当時の住宅地図、郷土資料、絵はがきに関する書籍について講師から説明の後、各々自由にパネルを眺め、書籍を手に取り、愉しみながら心に残るひとつを探しました。

愉しむ講座恒例となった「発表」では、ひとりずつ子どもの頃、家族、学生時代・・・の様々な想い出と共に、心に残った絵はがきについて語り合いました。少人数での開催のため、和気藹々と質問なども飛び交い、受講者同士で打ち解けた雰囲気の中閉会となりました。

画像は当日の様子です。