総合図書館 掛け図資料の贈呈式が行われました

  • 全館
  • イベント

令和3年10月9日 福井県立教育博物館(以下教育博物館)において、贈呈式が行われました。

これは、福井大学教育学部の基となる鯖江女子師範学校時代(昭和初期)に作成された掛け図数十点が、永く総合図書館郷土資料室に所蔵されていましたが、縁あってこのうち62点が教育博物館へ寄贈されたことによるものです。

教育博物館においては、この中のひとつである「鯖江女師生を中心とせる社会変遷双六図 公民科郷土化として」を起点とし、特別展「わたし、先生になる!~鯖江女子師範学校での学び~」の開催となりました。

オープニングの10月9日に、巣守教育博物館長へ本学附属図書館長である末理事から目録の贈呈、そして、感謝状の授与が執り行われました。

式では、末図書館長から、教育県として全国的にも高い水準を維持している福井県が今あるのは、こうした先人の努力によるものということがわかる資料であるということで、本学資料が教育博物館にて展示していただけることへのお礼が述べられ、巣守教育博物館長からは、寄贈への謝辞と来年の学制150周年にむけて資料も含めて協力していきたいとの今後の抱負をお聞かせいただきました。

本展示では、本学福応会(福井大学教育学部同窓会)の協力で、師範学校時代の写真や校章なども多数展示され、当時の学びの様子が呼び起こされ、このように、当館の資料に息を吹き込んで、日の目を見せていただいたことに熱い思いがこみ上げてきます。

12月12日までの開催です。教員を志す方、教育に携わる方にぜひ見ていただきたいですし、広く地域の皆様にご覧いただきたく思います。地域創生の息吹を感じられるかもしれません。

詳細はこちら