【企画展示】平井文庫展

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このたび、医学図書館で所蔵している「平井文庫」の図書を展示いたします。

平井文庫は、京都帝国大学医科大学(現在の京都大学医学部)小児科教授平井毓太郎氏の個人蔵書であったものを大阪の北野病院へ移管、その後京都大学小児科教室の資料となっていましたが、本学の設置に際し、奥田前副学長の紹介により本学へ寄贈されました。
資料の発行年代は明治中期から昭和初期のものが中心となっています。
ただし、洋書で1833~1854 年(天保、嘉永、安政年間に相当)に刊行されたものもあります。

平井毓太郎氏は、初代京大小児科教授となった方です。
海外からも外国雑誌を取り寄せるなどして広く資料を集め、「京都雑誌会」として学生に最新の医学の情報を講義されていました。
その勉強会は没年の前年の暮れまで続いたとのことです。
医学図書館にはそのうち図書8点が現存しています。
当時の学びへの熱意を感じていただければ幸いです。

会期:令和5年9月6日(水)~10月13日(金)
   平日 9時~20時 土日祝日 10時~17時
   ただし、9月中は土日祝日は休館となります。

会場:福井大学医学図書館1階 ラウンジ
   ※駐車場は病院外来者用をご利用ください。なお、料金がかかりますのでご了承ください。