「日本古典籍総合 目録データベース」「新日本古典籍総合データベース」統合について

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「日本古典籍総合目録データベース」と「新日本古典籍総合データベース」が統合し、新たに「国書データベース」が稼働します。

稼働開始日:令和5(2023)年3月1日

URL:https://kokusho.nijl.ac.jp/

日本古典籍総合目録データベース・新日本古典籍総合データベース(館蔵和 古書目録データベースを含む)は令和5年2月28日に稼働を停止します。

”国書データベース”は、日本の古典籍の総合目録である「日本古典籍総合目録データベース」と「日本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク構築計画(略称:歴史的典籍NW事業)」によって構築された「新日本古典籍総合データベース」を発展的に統合し、さらに機能強化を目指すものです。
主として、近代以前に日本人が著述した書籍(国書)の書誌情報と画像を集積し、国内外の機関等が所蔵する国書の情報を検索・参照し、多くの画像を見ることができます。

収録内容

近代以前の日本の書籍を中心に、一部、漢籍・明治以降の書籍等の資料を含みます。書誌情報等メタデータは主に 『国書総目録』(岩波書店刊)の継承・発展を目指して構築してきた「日本古典籍総合目録データベース」を引き継いでおり、資料の書誌・所在情報を著作(作品)典拠・著者典拠とともに提供します。メタデータのリソースは、各機関で公刊された目録類、各機関所蔵の原本資料の画像、当館所蔵資料の3種があり、総じて国内外の機関等の所蔵する資料の書誌・所在情報を収録しています。画像情報は「新日本古典籍総合データベース」を継承し、歴史的典籍NW事業等により、令和6年度末までに30万点の資料の原本画像の公開を目指しています。

特色

各書誌情報が著作典拠によってまとめられ、同じ作品のいろいろなバリエーションを容易に比較できることが大きな特色です。書誌検索のほか、著作検索、著者検索、タグ検索等多彩な検索ができます。画像情報は、IIIF(International Image Interoperability Framework:トリプルアイエフ)ビューワであるMiradorを採用し、他のデジタルアーカイブの画像と簡単に連携できるほか、画像がある書誌にはDOI(デジタルオブジェクト識別子)を付与し、参照の永続性を確保しています。
国立国会図書館、国立情報学研究所をはじめとした各機関の提供するデータベースと連携し、より利便性の高いデータベースとなっています。